女子プロゴルフ界で注目を集める内田ことこ選手ですが、インターネット上では内田ことこ選手にタトゥーがあるのではないか、あるいは態度悪いといった心ない噂が囁かれているようです。
これらのタトゥーや態度悪いとの情報はどこから発信され、そもそもデマではないのでしょうか。
一方で、多くのゴルフフリークスは彼女の輝かしい経歴や、見事な優勝を支えた師匠の存在、最新のクラブセッティングに関心を寄せています。
この記事では、内田ことこ選手の基本的なプロフィールや本名、ゴルフを始めた高校時代から現在に至るまでの経歴を徹底的に掘り下げ、噂の真相に迫ります。
記事のポイント
- 内田ことこ選手のタトゥーや態度の噂に関する真相
- アマチュア時代からプロに至るまでの詳細な経歴とプロフィール
- 初優勝を飾った強さの秘密とそれを支えるクラブセッティング
- プロゴルファーとしての魅力と今後の可能性
内田ことこにタトゥー?態度悪い?噂を徹底検証

- タトゥーや態度悪いとの情報はどこから?デマ?
- 一部で囁かれる態度悪いという評判の真相
- まずは内田ことこのプロフィールを紹介
- 本名は琴子?登録名をひらがなにした理由
- ゴルフを始めたきっかけと出身高校
タトゥーや態度悪いとの情報はどこから?デマ?

googleで内田ことこ選手を検索すると、サジェストに「タトゥー」「態度悪い」というワードが出てきます。
検索需要が多い、ということですが、一体何があったのでしょうか。
結論から言うと、内田ことこ選手にタトゥーがあるという事実は確認できませんでした。
また、態度が悪いという噂についても、明確な根拠は見つかりませんでした。
これらの噂は、主に匿名のSNSや掲示板サイトでの書き込みが発端となっている可能性が高いと考えられます。
実際、信頼できるニュースメディアやゴルフ関連の公式サイトで、彼女のタトゥーや素行について言及されたことは一度もありません。
テレビ中継などでも、タトゥーが確認されたことはなく、噂は単なる憶測が独り歩きしたデマであると判断してよいでしょう。
噂の出所について
インターネット上の根拠のない情報は、選手のイメージを損なう可能性があります。
情報を判断する際は、公式サイトや信頼性の高いメディアを参考にすることが重要です。
一部で囁かれる態度悪いという評判の真相
「態度悪い」という評判も、タトゥーの噂と同様に具体的な根拠は見当たりません。
むしろ、彼女の言動からは真摯にゴルフと向き合う姿勢がうかがえます。
例えば、2025年の地元・北海道での初優勝後のスピーチでは、「いつも応援していただいている皆さんや、家族や友人が応援に来てくれた中で初優勝を地元ですることができて、本当にうれしく思います」と、涙ながらに周囲への感謝を述べていました。
このような姿から、態度が悪いという人物像は想像しにくいです。
また、後述する恩師・中嶋常幸プロから「もう少し攻めてもいいんじゃないか」とプレーへの積極性を促されたエピソードがあります。
これは、彼女が時に慎重になりすぎるほどの真面目さを持っていることの裏返しとも言え、ゴルフに対する真剣な姿勢が、一部で誤解されて伝わった可能性も考えられます。
まずは内田ことこのプロフィールを紹介

内田ことこ選手がどのような人物なのか、基本的なプロフィールから見ていきましょう。
北海道の豊かな自然の中で育ち、若くしてプロの世界で活躍する彼女の素顔に迫ります。
本名 | 内田 琴子(うちだ ことこ) |
---|---|
生年月日 | 2002年10月4日 (22歳) |
出身地 | 北海道空知郡南幌町 |
身長 / 体重 | 159cm / 55kg |
血液型 | B型 |
出身校 | 北海学園札幌高等学校 |
ゴルフ歴 | 6歳〜 |
プロ転向 | 2021年6月26日(93期生) |
得意クラブ | ドライバー |
趣味 | 買い物 |
ゴルフ以外ではスキーの経験もあるなど、ウィンタースポーツが盛んな北海道出身らしい一面も持っています。
本名は琴子?登録名をひらがなにした理由

前述の通り、内田ことこ選手の本名は「内田 琴子」です。
では、なぜ登録名をひらがなの「ことこ」にしているのでしょうか。
その理由は、2021年のプロテスト合格時に、同姓同名の「内田琴子」という先輩プロが既にいたためです。
混同を避けるために、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)と相談の上、名前をひらがなで登録することを選択しました。
ちなみに、登録名については「内田琴子2」という案も提案されたそうですが、最終的にひらがな表記に落ち着きました。
本人も「周りからは見つけやすくなったと言われるし、気に入っている」と語っており、今ではすっかり「ことこ」の名前でファンに親しまれています。
ゴルフを始めたきっかけと出身高校

内田選手がゴルフを始めたのは6歳の頃です。
早くからその才能の片鱗を見せ、地元の北海学園札幌高等学校に進学後、その実力はさらに開花します。
高校在学中の2018年には「北海道女子アマチュアゴルフ選手権」で優勝を飾るなど、アマチュア時代から北海道のゴルフ界では名の知れた存在でした。
2019年の全国高校ゴルフ選手権北海道大会でも優勝を果たしており、着実にトップへの階段を上ってきたことが分かります。
アマチュア時代からプロまでの輝かしい経歴

内田ことこ選手の経歴は、アマチュア時代から一貫して輝かしいものです。
高校卒業後、2021年6月に行われたプロテストに挑戦し、見事一発で合格を果たします。
同期には、岩井明愛・千怜姉妹や佐久間朱莉選手、桑木志帆選手など、現在ツアーの中心で活躍する選手が名を連ねる「花の93期生」です。
プロ入り後は着実に経験を積み、プロ3年目となった2023年シーズンにはメルセデス・ランキング45位に入り、2024年シーズンのシード権を初めて獲得。
プロとして確かな地歩を固めました。
(同期岩井姉妹の活躍に関する記事(岩井家の父は公務員 教育法と家族で築いた強さの原点)にもまとめています。)

内田ことこにタトゥーはなく実力でファンを魅了

- 地元で飾った悲願のツアー初優勝
- 成長を支えた師匠・中嶋常幸の教え
- 初優勝を支えたクラブセッティング
地元で飾った悲願のツアー初優勝

内田ことこ選手のキャリアにおいて、最も輝かしい瞬間は2025年7月に訪れました。
地元・北海道で開催された「ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ」で、通算16アンダーを記録し、悲願のツアー初優勝を飾ったのです。
この優勝がさらに価値あるものなのは、初日から最終日まで一度も首位を譲らなかった「完全優勝」であった点です。
4日間大会での完全優勝による初制覇は、2010年の宮里美香プロ以来となる15年ぶりの快挙であり、彼女の実力が本物であることを証明しました。
優勝賞金1,800万円を獲得し、名実ともトッププロの仲間入りを果たした瞬間でした。
北海道勢としても快挙
北海道出身選手による地元大会優勝は、2023年の菊地絵理香プロ以来4人目となる快挙で、地元ファンを大いに沸かせました。
成長を支えた師匠・中嶋常幸の教え

内田選手の成長の陰には、レジェンドプロである中嶋常幸プロの存在があります。
彼女は中嶋プロを師匠と仰ぎ、技術面だけでなく精神面でも大きな影響を受けてきました。
特に象徴的なのが、あるトーナメント会場でかけられた「もう少し攻めてもいいんじゃないかな」というアドバイスです。
当時の内田選手は、ツアーで経験を積む中で、知らず知らずのうちに守りのプレーに入ってしまうことがあったと自覚していました。
この師匠からの言葉をきっかけに、自身のプレースタイルを見つめ直し、攻めの姿勢を取り戻したことが、その後の躍進、そして初優勝へと繋がっていったのです。
偉大な師匠の的確な助言が、彼女のポテンシャルを最大限に引き出したと言えるでしょう。
初優勝を支えたクラブセッティング

内田選手の強さを語る上で、使用するクラブセッティングも欠かせない要素です。
彼女のパワフルなドライバーショットと安定したプレーを支える、2025年初優勝時のセッティングを紹介します。
クラブ | モデル名 |
---|---|
ドライバー | スリクソン ZXi LS ドライバー (9度) |
フェアウェイウッド | スリクソン ZXi フェアウェイウッド (3番15度) |
ユーティリティ | スリクソン ZXi ユーティリティアイアン (3番20度、4番23度) |
アイアン | スリクソン ZXi5 (5番)、ZXi7 (6番~PW) |
ウェッジ | RTZ ウェッジ (50、54、58度) |
パター | ホワイト・ライズ iX #1SH |
ボール | スリクソン Z-STAR XV ボール〈2025年〉 |
(参照:ALBA Net)
※プロゴルファーは常にクラブの調整を行うため、上記セッティングは変更されている可能性があります。
得意クラブであるドライバーをはじめ、スリクソンブランドのクラブを中心に構成されていることが分かります。
特にアイアンは、飛距離性能を重視したモデルと操作性を重視したモデルを組み合わせる「コンボ」セッティングとなっており、彼女のこだわりがうかがえます。
総括:内田ことこにタトゥーの事実はない
この記事のポイントをまとめます。
- 内田ことこ選手にタトゥーがあるという事実は確認できない
- 態度が悪いという噂も明確な根拠はなくデマの可能性が高い
- 優勝スピーチなどからは真摯で謙虚な人柄がうかがえる
- 本名は「内田 琴子」
- 同姓同名の先輩プロがいたため登録名をひらがなにした
- 2002年10月4日生まれの22歳で北海道南幌町出身
- 出身高校は北海学園札幌高等学校でアマ時代から活躍
- 2021年にプロテストを一発合格した93期生
- 2025年の地元大会「ミネベアミツミ レディス」でツアー初優勝
- 初優勝は4日間首位を守り抜く完全優勝という快挙
- 成長を支える師匠はレジェンドの中嶋常幸プロ
- 得意クラブはドライバーで攻めのゴルフが持ち味
- クラブセッティングはスリクソンブランドを中心に構成
- 地元北海道の企業からもサポートされる期待の選手
- 今後の2勝目、3勝目が期待される若手実力派の一人
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