ゴルフスコアをプロ並みにしたい!上手い人の特徴や上達法を徹底解説

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ゴルフを愛する多くの方が一度は憧れる「プロ並みのスコア」。

一体どれくらいのスコアを出せばプロ並みと言えるのでしょうか?

この記事では、プロ並みや上手い人とされるスコアの具体的な目安から、石川遼選手のスコア平均、全部パーで回るパープレーの難しさ、さらには50台という驚異の世界記録まで、ゴルフスコアの頂点を多角的に掘り下げて詳しく解説します。

また、一般的な平均的な男性や女性のスコアとの比較を通じて、プロ並みの人の特徴を詳細に分析。

この記事を読めば、あなたがプロ並みを目指すにはどうしたらよいか、その具体的な道筋と上達法までを網羅した完全ガイドです。

記事のポイント

  • プロ並みと言われる具体的なスコアの基準
  • アマチュアとプロのスコアデータの比較
  • スコアメイクに不可欠なコース戦略とメンタル術
  • プロレベルに近づくための具体的な練習方法
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目次

ゴルフスコアがプロ並みとは?驚異の記録を紹介

Ace on greenイメージ画像
  • プロ並みや上手い人とされるスコアの目安
  • 全部パーで回るパープレーの難易度
  • 石川遼選手のスコア平均はどれくらいか
  • 奇跡の50台!世界記録は驚異の55
  • 男性の平均と女性の平均スコアの違い

プロ並みや上手い人とされるスコアの目安

Ace on greenイメージ画像

「ゴルフが上手いですね!」という言葉の基準は人それぞれですが、「プロ並み」という領域になると、その基準は非常に明確な数字として定義されます。

多くのアマチュアゴルファーが目指すレベルを、一般的なスコアの壁を基に分類すると、自分の現在地と目指すべき頂上が見えてきます。

レベル スコア目安 ゴルファー人口比率 特徴と課題
中級者 90台(100切り) 上位 約30% ゴルフの楽しさが本格的に分かり始めるレベル。パーもいくつか取れるが、OBやバンカーでの大叩きが課題。大叩きするホールをいかに減らすかが90切りへの鍵となります。
上級者 80台(90切り) 上位 約10%未満 いわゆる「ボギーペース」でのラウンドが可能になるレベル。ショットが安定し、ミスをしてもボギーで収める高いスコアメイク能力が身についています。ベストグロス(ベスグロ)の常連です。
超上級者 70台(80切り) 上位 約2〜3% シングルプレイヤーと呼ばれる領域。アプローチやパターなどショートゲームの精度が極めて高く、ダブルボギーはほとんど叩きません。各ゴルフ場のクラブチャンピオンレベルです。
プロ並み 60台〜70台前半 パープレー(72)前後で安定して回り、時にはアンダーパーを記録するレベル。技術、戦略、メンタルのすべてがアマチュアの域を超えており、プロのトーナメントでも通用する実力です。

結論として、アマチュアが「プロ並み」と言われるスコアの目安は、コンスタントに70台のスコアを出し、競技会などのプレッシャーがかかる場面でも実力を発揮できるレベルと言えるでしょう。

これは、アマチュアゴルフ界のトップ層に位置する実力です。

全部パーで回るパープレーの難易度

Ace on greenイメージ画像

ゴルフスコアの絶対的な基準となる「パー」。

18ホールすべてを規定打数通りに上がる「パープレー」を達成すると、スコアは「72」となります。

これはプロゴルファーにとっては日々の目標となるスコアですが、アマチュアゴルファーにとっては非常に高く、厚い壁として立ちはだかります。

パープレー達成者の割合は?

PGS(公益社団法人 日本パブリックゴルフ協会)の調査によると、スコア70台でプレーするアマチュアゴルファーは全体の約3.6%しかいないというデータがあります。

つまり、アマチュアでパープレー(72)を達成できるゴルファーは、100人中3人いるかいないかという、極めてハイレベルな領域なのです。

さらに、バーディーもボギーもなく、18ホールすべてをパーで上がる「オールパー」という記録は、プロゴルファーの世界でも非常に珍しい記録です。

過去には石川遼選手(2011年)や丸山茂樹選手(2008年)が達成していますが、プロでさえ「驚きの記録」とコメントするほど、達成が難しいものなのです。

これは、バーディーを獲る攻撃力と、ボギーを打たない守備力の両方が完璧に噛み合わないと生まれない、究極の安定感の証明と言えます。

全部パーで回るとどうなる?の記事でも詳しく解説しています

石川遼選手のスコア平均はどれくらいか

(出典:Yahooニュース)

長年にわたり日本の男子ゴルフ界を牽引し続ける石川遼選手。

彼のスコアは、プロの世界でどれほどのレベルに位置するのでしょうか。最新シーズンの公式データを見てみましょう。

石川遼選手 2025年シーズン主なスタッツ

平均ストローク70.63(JGTOツアー9位)
平均パット数1.7468(25位)
パーオン率71.76%(12位)
ドライビングディスタンス300.52ヤード(19位)

(出典:日本ゴルフツアー機構(JGTO)公式サイト

平均ストローク「70.63」という数字は、彼が1ラウンドあたり平均してパープレー(72)よりも常に1打以上良いスコアで回っていることを示しています。

トッププロは、年間を通してこの驚異的なアベレージを、様々なコンディションのコースで維持し続けるのです。

プロの世界の厳しさが分かりますね。

日本ゴルフツアー機構のデータを見ると、シード権を維持できるランキング上位100位以内の選手の平均ストロークは、60台後半から70台前半に密集しています。

プロの世界では、パープレーは最低限のノルマであり、そこからいかにバーディーを多く積み重ねるかという、アンダーパーの戦いが繰り広げられているのです。

ちょっと気になる「男子ゴルフは不人気?!」の記事もどうぞ

奇跡の50台!世界記録は驚異の55

(出典:日本ゴルフツアー機構)

プロゴルファーが叩き出すスコアの中でも、「50台」はまさに「奇跡のスコア」と呼ばれ、ゴルフの歴史に燦然と輝く偉業とされています。

日本ツアーにおける最少スコア記録は、2010年の「中日クラウンズ」で当時18歳だった石川遼選手が記録した「58」です。

12バーディー・ノーボギーという圧巻の内容で、当時の世界最少ストロークとしてギネス世界記録にも認定されました。

しかし、その歴史的な記録をさらに3打も更新する、信じられないスコアが世界には存在します。

世界記録はライン・ギブソンの「55」

2012年5月12日、オーストラリアのプロゴルファー、ライン・ギブソンが米オクラホマ州のリバーオークスGC(パー71)で「55」というスコアを記録しました。

その内容は、2イーグル、12バーディーの16アンダー

アウトコース「29」、インコース「26」という、まさに神がかり的なプレーでした。

ギネス記録の認定条件であるコース全長6500ヤード以上をクリアしており、これが現在のギネス世界記録となっています。

50台のスコアは、最高の技術はもちろんのこと、幸運やその日のコンディション、そして「ゾーン」と呼ばれる極限の集中状態など、すべてが完璧に噛み合った時にのみ生まれる、究極のゴルフと言えるでしょう。

男性の平均と女性の平均スコアの違い


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プロの異次元のスコアを見てきましたが、ここで一般的なアマチュアゴルファーの平均スコアはどれくらいなのか、男女別の目安を見てみましょう。

自分の現在地を把握することは、目標設定の第一歩です。

レベル男性ゴルファーの平均スコア女性ゴルファーの平均スコア
初心者(ゴルフ歴1年未満)120〜150130〜160
中級者(アベレージゴルファー)100〜110110〜120
上級者80〜9090〜100

(各種調査データを基に作成)

一般的に、アマチュアゴルファーの男女の平均スコアには、約10打の差があるとされています。

これは主に、男女の体力的な差からくるドライバーの飛距離の違いが、セカンドショット以降の難易度に影響を与えるためです。

しかし、非常に興味深いのは、プロのレベルになると男女の平均スコアにほとんど差がなくなるという点です。

これは、スコアメイクにおいて飛距離という一つの要素だけでなく、方向性の正確さ、アプローチやパターといったショートゲームの精度、そしてコースマネジメントがいかに重要であるかを示しています。

女性ゴルファーがショートゲームを磨くことで、飛距離のハンデを十分にカバーできるという証拠でもあります。

ゴルフスコアをプロ並みに近づける方法

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  • プロ並みの人のスコアメイクと考え方
  • プロ並みを目指すにはどうしたらよいか
  • 上達に欠かせないコースマネジメント
  • ショートゲームの精度を高める練習法
  • 安定した精神力を養うメンタル術
  • まとめ:ゴルフスコアをプロ並みにする道筋

プロ並みの人のスコアメイクと考え方

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プロ並みのスコアを出すゴルファーは、高い技術力を持っているのはもちろんですが、それ以上にアマチュアとは一線を画す根本的な「考え方」を持っています。

彼らは感情や勢いではなく、常に確率論に基づき、18ホール全体でリスクを最小限に抑えるプレーを淡々と徹底しています。

多くのアマチュアが「林の中から、あの木の間を抜けばグリーンが狙えるかもしれない…!」という一発逆転のスーパーショットに夢を見る場面。

しかし、プロ並みの人は「成功率10%のヒーローショットより、成功率90%の安全な横に出す一打を選ぶ」という冷静な判断を下します。

派手さはありませんが、地味でも堅実なプレーを18ホール積み重ねることが、結果的に良いスコアに繋がることを深く理解しているのです。

プロ並みの人の特徴

  • 徹底したリスク管理:自分の技術レベルと状況を客観的に把握し、成功確率の低いショットは選択肢から外します。「攻める」ことよりも「大叩きしない」ことを最優先します。
  • ミスの受容と即時切り替え:ゴルフはミスのスポーツであることを理解し、一つのミスショットを引きずりません。「プロでも9割はミスショット」と考え、すぐに気持ちを切り替えて次の一打に集中する、高いメンタルコントロール能力を持っています。
  • ショートゲームへの絶対的な自信:スコアの約7割は100ヤード以内から作られるという原則を熟知しています。そのため、練習時間の大部分をアプローチとパターに費やし、そこでの絶対的な自信がスコアメイクの土台となっています。

プロ並みを目指すにはどうしたらよいか

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プロ並みのスコアという高い頂を目指すには、ただ闇雲にボールを打ち続けるだけでは到達できません。

明確な目標設定と、それに基づいた質の高い計画的な練習が不可欠になります。

1. 明確で測定可能な目標設定

「プロ並みになりたい」という漠然とした夢ではなく、具体的な行動計画に落とし込める目標を設定することが重要です。

例えば、「3ヶ月後までに平均スコアを5縮める」「1ラウンドのOBを1回以下にする」「パーオン率を10%向上させる」といった、SMART(具体的、測定可能、達成可能、関連性、期限付き)な目標を立てましょう。

これにより、日々の練習で何をすべきかが明確になり、モチベーションを維持しやすくなります。

2. プロの指導による客観的な分析

自己流の練習は、知らず知らずのうちに間違ったスイングが癖になってしまう大きなリスクを伴います。

ゴルフスクールなどで専門のインストラクターから定期的に指導を受けることは、上達への最短ルートです。

自分のスイングを客観的な視点で分析してもらい、課題を的確に指摘してもらうことで、効率的にスキルアップを図ることができます。

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3. 質の高い継続的な自主練習

レッスンで学んだことを自分の技術として定着させるためには、質の高い反復練習が欠かせません。

ただボールを打つだけでなく、「今日はアプローチで30ヤードの距離感を徹底的に体に染み込ませる」といったように、毎回テーマを持って練習に臨みましょう。

天候に左右されずに練習できるインドアゴルフ練習場などを活用するのも非常に有効です。

上達に欠かせないコースマネジメント

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コースマネジメントとは、目の前の一打だけでなく、18ホール全体を見通して「いかに大叩きせず、良いスコアで上がるか」という戦略を立てる能力のことです。

プロ並みのスコアを出すためには、この能力が極めて重要になります。

コースマネジメントの3つの基本

  • 目標スコアから逆算するホール戦略:その日の天候や自分の体調を考慮し、「今日は85で回れれば上出来」といった現実的な目標スコアを設定します。そうすれば、18ホールで13個のボギーが許容できる計算になります。

    これにより、「この距離が長く難しいホールは、無理せずボギーでOK」といった冷静な判断ができ、精神的なプレッシャーが格段に減ります。
  • 徹底したハザード回避:バンカー、池、OBゾーンなど、スコアを大きく崩す原因となる場所を徹底的に避けるルートを選択します。
    特にティーショットでは、ピンの位置に関わらず、フェアウェイの最も広いエリアを狙うのが鉄則です。最強のアマチュアと呼ばれた中部銀次郎氏ですら、「常にグリーンセンターを狙う」ことを徹底していたと言われています。
  • 自分の「本当の飛距離」を正確に把握する:練習場でのナイスショットの飛距離ではなく、「コースで7割程度の確率で打てる、現実的な飛距離」をクラブごとに正確に把握することが重要です。これにより、番手選びのミスが減り、「届かない」「オーバーする」といったトラブルを未然に防ぐことができます。

ショートゲームの精度を高める練習法

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ゴルフスコアの大部分を占めるのが、グリーン周りの100ヤード以内から打つアプローチと、グリーン上でのパッティング、すなわち「ショートゲーム」です。

ここを制する者が、ゴルフを制すると言っても過言ではありません。

フルショットの練習に時間を割きがちですが、スコアアップを本気で目指すなら、練習時間の半分以上をショートゲームに費やすべきです。

アプローチ練習:距離感と再現性を磨く

練習場では、フルショットだけでなく、30ヤード、50ヤード、70ヤードといった中途半端な距離を打つ練習に多くの時間を割きましょう。

「振り幅」で距離感をコントロールする感覚を養います。

例えば、時計の文字盤をイメージし、「8時から4時の振り幅で30ヤード」といったように、自分なりの基準を作ることが重要です。

同じ距離でも、サンドウェッジで高く上げる球、ピッチングウェッジで転がす球など、クラブを変えて練習することで、状況対応能力が格段に向上します。

パター練習:自信がスコアを作る

スコアの約40%はパットが占めると言われています。最もスコアに直結する練習であり、自宅でも毎日できる最も効果的な練習です。

特に重要なのは、1〜2メートルの短いパットを「絶対に外さない」という自信が持てるまで反復練習することです。

この距離に絶対的な自信が持てると、長い距離のファーストパットも「寄せればOK」と気楽に打てるようになり、結果的に3パットが劇的に減り、スコアが安定します。

安定した精神力を養うメンタル術

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ゴルフは「メンタルのスポーツ」とよく言われます。どれだけ高い技術を持っていても、プレッシャーのかかる一打で心が揺らいでしまえば、簡単にミスにつながります。

プロ並みのゴルファーは、技術だけでなく、強靭な精神力も鍛え上げています。

1. プレショットルーティンを「儀式」にする

ショットを打つ前に、毎回寸分違わず同じ手順(素振りの回数、ターゲットの確認、足元の調整、深呼吸など)を踏む「プレショットルーティン」を確立し、体に染み込ませましょう。

これを一種の「儀式」にすることで、どんなに緊張した場面でも、脳と体を無意識に「いつも通り」のパフォーマンスモードに切り替えることができます。

ルーティンに入ったら、結果を考えず、その動作を遂行することだけに集中します。

2. 完璧を捨て、「ナイスミス」を受け入れる

プロでさえ、会心のショットは1ラウンドに数回しかないと言われます。

「ナイスショットを打とう」と考えるのではなく、「最悪のミスだけは避ける」という考え方に切り替えましょう。

例えば、右がOBなら、グリーンの左サイドを狙う。たとえグリーンを外しても、OBよりは遥かに良い「ナイスミス」です。

ミスを許容し、そのミスの幅を管理することが、安定したスコアメイクの鍵となります。

プレッシャーに強い心を作るには?偉人たちの言葉にヒントがあります。

まとめ:ゴルフスコアのプロ並みとは?上達する道筋も

この記事では、プロ並みのゴルフスコアがどれほどのレベルであり、そこに到達するためにはどのような技術、戦略、そして精神力が必要なのかを多角的に解説しました。

最後に、プロ並みへの道筋となる重要なポイントをまとめます。

  • プロ並みのスコアとはコンスタントにパープレー(72)前後で回るレベル
  • アマチュアで70台を出せるのは全ゴルファーの上位3%未満
  • 石川遼選手などトッププロの年間平均スコアは70前後という驚異的な水準
  • 世界記録はライン・ギブソンが記録した信じられないスコア「55」
  • 一般的なアマチュアの平均スコアは男性が100前後、女性が110前後
  • プロ並みの人は派手な攻めより確率の高い堅実な守りのゴルフを徹底する
  • 上達には「具体的で測定可能な目標設定」と「プロによる客観的な指導」が不可欠
  • 大叩きを避ける「コースマネジメント」能力がスコアの土台となる
  • スコアの大部分を決めるアプローチとパターの練習に時間を費やす
  • 緊張した場面でも実力を発揮するためのメンタルトレーニングを行う
  • ゴルフはミスのスポーツと理解し、完璧を求めすぎないことが重要
  • プロ並みへの道は、技術、戦略、メンタルの三位一体をバランス良く高めることにある

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