稲見萌寧の不調原因と引退説の真相は?復活の可能性と現在地

当ページのリンクには広告が含まれています。
スポンサーリンク

元賞金女王・稲見萌寧選手の不調原因や引退の可能性について、多くのファンが注目しています。

「どうした?」という評判が立つほどの深刻なスランプやイップスの噂、輝かしい経歴とプロフィール、そして驚異的な成績と生涯獲得賞金とのギャップに悩む彼女の現在地を探ります。

現在のスポンサーは?という契約状況から、2025年の近況や試合予定まで、稲見萌寧の不調原因と引退説の真相に迫ります。

記事のポイント

  • 賞金女王を襲った深刻なスランプの正体
  • 不調の2大要因「スイング改造」と「腰痛」
  • 現在のスポンサー契約と2025年の試合予定
  • 本人が語る引退の可能性と今後の展望
スポンサーリンク
目次

稲見萌寧の不調原因は?引退説の真相

(出典:GDOゴルフニュース)
  • 稲見萌寧の経歴とプロフィール
  • 輝かしい成績と生涯獲得賞金
  • 長引くスランプの深刻な状況
  • パットイップスの噂は本当か?
  • 「どうした?」と心配される評判
スポンサーリンク

稲見萌寧の経歴とプロフィール

(出典:JLPGA)

稲見萌寧選手は、1999年7月29日生まれ、東京都豊島区出身のプロゴルファーです。

10歳からゴルフを始め、2018年にプロ入り。

その才能はすぐに開花し、翌2019年には「センチュリー21レディス」でツアー初優勝を飾りました。

正確無比なショットを武器に、特に2020-21シーズンには圧倒的な強さを見せ、日本女子ゴルフ界のトップに君臨しました。

2021年の東京五輪では、日本ゴルフ界史上初となる銀メダルを獲得するという歴史的快挙を達成。

その強靭なメンタルとプレーオフでの無敗記録から「プレーオフの女王」の異名も持ちます。

輝かしい実績を持つ一方で、近年は試練の時を過ごしています。

稲見萌寧選手 プロフィール
名前稲見 萌寧(いなみ もね)
生年月日1999年7月29日
出身地東京都豊島区
身長 / 体重166cm / 58kg
プロ転向2018年(LPGA90期生)
主な実績2020-21シーズン賞金女王、東京五輪 銀メダル
通算勝利国内13勝、米国1勝

輝かしい成績と生涯獲得賞金

(出典:中日新聞)

稲見選手のキャリアで最も輝かしいのは、シーズンが統合された2020-21シーズンです。

このシーズンだけで年間9勝(月間3勝は史上3人目)を挙げ、獲得賞金は2億5519万2049円に達し、歴代最高額を更新して初の賞金女王に輝きました。

この記録は彼女の圧倒的な強さを物語っています。

2023年には日米共催の「TOTOジャパンクラシック」で優勝し、米女子ツアー初勝利も記録。

これまでの輝かしい成績により、生涯獲得賞金は5.6億円を突破しています(2025年シーズン開幕時点)。

東京五輪での銀メダル獲得という金字塔も含め、彼女が日本女子ゴルフ史に残るプレーヤーであることは間違いありません。

(生涯獲得賞金の出典:日本女子プロゴルフ協会公式サイト

長引くスランプの深刻な状況

(出典:GDOゴルフニュース)

輝かしい実績とは裏腹に、2023年シーズン後半から稲見選手は深刻な不振に陥りました。

特に主戦場をアメリカに移した2024年シーズンは、出場18試合で予選落ちが10戦、棄権が2戦と、本来の実力からは考えられない結果が続きます。

2025年に日本ツアーへ復帰してからも、開幕戦で「82」を叩くなど、予選落ちが続く苦しい状況にあります。

一時は自己ワーストとなる4試合連続予選落ちを喫し、「CATレディース」では初日に「81」を記録し、自身初の最下位発進となりました。

本人の口からは「ゴルフをやりたくないぐらいまでいっていた」「もう、パンク中です」といった悲痛な言葉も聞かれるなど、スランプの深刻さがうかがえます。

パットイップスの噂は本当か?

(出典:ライブドアニュース)

不調の中でも特に顕著なのが、かつて武器であったパッティングの乱れです。

賞金女王に輝いた2020-21シーズンは、平均パット数(パーオンホール)で2位に入るなど、その安定感は抜群でした。

しかし、不調に陥ってからはグリーン上で苦しむ姿が目立ち、ファンからは「パットイップスではないか」と心配する声も上がっています。

実際にスタッツを見てみると、その差は明らかです。

かつては次々とチャンスをものにしていたパッティングが影を潜め、バーディー数が激減。これがスコアをまとめられない大きな要因となっています。

スタッツで見るパッティングの変化

2020-21シーズンと比較して、2025年シーズンは平均パット数や平均バーディー数などの指標が大きく悪化しており、グリーン上での苦戦がデータからも見て取れます。

「どうした?」と心配される評判

(出典:ゴルフのニュース)

圧倒的な強さでトップに君臨していた姿を知るファンや関係者からは、現在の稲見選手に対して「一体どうしたんだ?」という心配の評判が絶えません

。報道でも「まさかの最下位」「長いトンネル」といった見出しが並び、その深刻な状況が伝えられています。

ホールアウト後のインタビューでは、「直すところが多くて、もうパンク中です」「何を直したらいいか、分からない感じになっている」と、出口の見えない苦悩を打ち明ける場面もありました。

こうした姿に、多くのファンが心を痛め、一日も早い復活を願っています。

稲見萌寧の不調原因と引退の可能性

(出典:THE ANSWER)
  • 不調の要因はスイング改造か
  • 持病の腰痛が悪化した影響
  • 現在のスポンサーは?契約状況
  • 2025年の近況と試合予定
スポンサーリンク

不調の要因はスイング改造か

(出典:JLPGA)

不調の大きな要因として挙げられるのが、スイング改造です。

2022年シーズン終了後、持病の腰痛への負担を軽減する目的で、新しいコーチのもとでスイング改造に着手しました。

しかし、これが迷宮の入り口となってしまいます。

本人によれば、多い時ではチェックポイントが10個も頭の中にあり、考えすぎるあまり本能的な動きが失われていました。

「体の動きばっかり意識して、クラブを忘れていました」と語るように、本来の感覚を見失ってしまったのです。

この間、コーチを3人変えるなど試行錯誤を続けましたが、状況は好転しませんでした。

しかし、4人目の柳橋章徳コーチと出会い、「インパクトバッグ」を叩くというシンプルな練習に取り組んだことで、復調の兆しを見せ始めています。

(参考:ALBA Net 2024年3月13日記事

持病の腰痛が悪化した影響

(出典:日刊スポーツ)

スイング改造のきっかけともなったのが、持病である腰痛の悪化です。

特に米ツアー参戦中に悪化させ、思うようなプレーができない原因となりました。

コンディショニングトレーナーの澤木弘之氏によると、稲見選手は上半身が硬く、体を十分に捻転させずに振るスイングであったため、腰に大きな負担がかかっていたと分析されています。

この「捻転不足」を解消し、体の可動域を広げるためのトレーニングやストレッチに取り組むことで、腰への負担を軽減する体作りを進めています。

一時は体重が3kgも落ちてしまうほどでしたが、現在はトレーニングによって体も回復。

フィジカル面での不安が解消されることが、完全復活への第一歩となります。

腰痛とスイングの悪循環

上半身の硬さからくる捻転不足のスイングは、腰に大きな負担をかけます。

そして、腰をかばうことでスイングがさらに崩れ、ショットが乱れるという悪循環に陥っていました。

現在はトレーナーと共に、この根本原因の解消に取り組んでいます。

現在のスポンサーは?契約状況

(出典:中日新聞)

不調が続いているとはいえ、稲見萌寧選手のトッププロとしての価値が揺らいでいるわけではありません。2025年シーズンも、複数の大手企業がスポンサーとして彼女を支えています。

主なスポンサー契約は以下の通りです。

特に、寝具メーカーのエアウィーヴ社との契約は、体のコンディションが重要となる彼女にとって心強いサポートと言えるでしょう。

これだけの大手企業がサポートを続けていることからも、彼女への期待の高さがうかがえます。

2025年の近況と試合予定

(出典:GDOゴルフニュース)

2024年の米ツアー挑戦を経て、2025年シーズンは再び日本ツアーを主戦場として戦っています。

シーズン序盤は予選落ちが続くなど苦しい戦いを強いられていますが、本人は「もう(過去の栄光は)求めずにイチから作り直そうと体づくりをしてきた」と語り、どん底からの再起を誓っています。

現在の目標は「なるべく早く優勝したい」こと、そして「とりあえず予選を通って、ファンの前で楽しくプレーできるまでに戻りたい」こと。

具体的な試合予定は、JLPGA公式サイトのツアースケジュールで確認できます。苦しみの先に待つ復活優勝を目指し、彼女の新たな戦いは続いています。

引退の噂については、本人の言動からその可能性は低いと考えられます。

むしろ、どん底を経験した今、「イチから」ゴルフと向き合う強い決意が感じられます。ファンとしては、焦らずに彼女の復活を温かく見守りたいですね。

稲見萌寧の不調原因と引退説まとめ

この記事のポイントをまとめます。

  • 稲見萌寧は2020-21シーズン賞金女王、東京五輪銀メダリスト
  • 2023年後半から深刻なスランプに陥り引退説が浮上
  • 不調の直接的な原因は腰痛の悪化とスイング改造の失敗
  • 米ツアーでは18戦中10戦で予選落ちを喫した
  • 日本ツアー復帰後も最下位発進など苦しい状況が続く
  • パッティングの不調からイップスの噂も囁かれている
  • 本人は「ゴルフをやりたくない」と語るほど精神的に追い込まれていた
  • 不調の要因①:腰痛をかばうためスイング改造に着手し迷宮入り
  • 不調の要因②:上半身の硬さによる「捻転不足」が腰に負担をかけていた
  • 柳橋章徳コーチと出会い「インパクトバッグ」練習で復調の兆し
  • 現在はトレーナーと共に根本的な体作りから再始動している
  • Rakutenやエアウィーヴなどの大手スポンサーがサポートを継続
  • 2025年シーズンは日本ツアーを主戦場に戦っている
  • 本人は引退を否定し「イチから作り直す」と再起を誓っている
  • ファンは元女王の完全復活を心待ちにしている

↓関連記事↓

スポンサーリンク
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次