パーリーゲイツはダサい?評判や年齢層とおしゃれな着こなしも徹底解説

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ゴルフ場に行くと、鮮やかなロゴや遊び心あふれるデザインでひと際目を引くパーリーゲイツ。

憧れのブランドとして「いつかは着てみたい」と思っている方も多いのではないでしょうか。

しかし、購入を検討してネットで検索をかけようとすると、「ダサい」「痛い」「おじさん」といったネガティブな関連ワードが並び、思わず指が止まってしまった経験はありませんか。

「あんなに高いウェアを買って、周りから笑われたらどうしよう」「今の自分の年齢で着ても大丈夫なのだろうか」と不安になるのは当然のことです。

決して安くない買い物ですから、失敗したくないという心理が働くのはゴルファーとして健全な感覚だと言えます。

しかし、結論から申し上げますと、そうしたネット上の評価には「明確な理由」と、ブランドに対する「大きな誤解」が含まれています。

実は「ダサい」と言われてしまうケースのほとんどは、ウェアそのもののデザインではなく、選び方や着こなしのバランスが少し崩れてしまっているだけに過ぎません。

今回は、メンズ・レディースを問わず、多くのゴルファーが密かに気にしている噂の真相について、私自身の経験と視点を交えながら、どこよりも詳しく掘り下げていきます。

記事のポイント

  • ダサいと言われてしまう本当の原因と心理的背景
  • 年齢層によるギャップと失敗しないサイズ選びのコツ
  • 上田桃子プロなどトップアスリートが愛用する機能的な理由
  • 自信を持って着こなすための具体的なコーディネート術
目次

パーリーゲイツがダサいと言われる理由と誤解

ゴルフウェア業界のトップを走り続けるパーリーゲイツが、なぜ一部で「ダサい」というネガティブな評価を受けてしまうのでしょうか。

その背景を深く分析していくと、ブランドのデザインそのものの欠陥ではなく、着る人とウェアの間に生じる「不協和音」のようなものが原因であることが見えてきます。

ここでは、世間で囁かれる批判の裏にある、構造的な原因と心理的なメカニズムを紐解いていきましょう。

年齢層のギャップがおじさん見えの原因

(↑芹澤プロのおしゃれな着こなしはとても参考になりますね!)

パーリーゲイツは、そのポップでエネルギッシュなデザインから、一般的には20代から30代、あるいは40代前半までの「若年層向けブランド」だと思われがちです。

しかし、実際に週末のゴルフ場を見渡してみてください。

全身をパーリーゲイツで固めているゴルファーの多くが、実は50代や60代のシニア層であることに気づくはずです。

この「ブランドが発信する若々しいイメージ」と「実際のメイン購入層」の間に生まれるギャップこそが、見る人に違和感を与え、いわゆる「若作り」という批判を生む最大の要因となっています。

顔立ちとデザインのミスマッチ

悲しいかな、私たちは年齢を重ねると肌のツヤや体型、顔の雰囲気が落ち着いてきます。

その「渋み」が出た風貌に対して、大きなニコちゃんマークや原色のロゴが全面に押し出されたウェアを合わせると、どうしてもウェアのエネルギーが勝ってしまい、顔だけが浮いて見える現象が起きます。

これが「おじさんが無理をしている」=「ダサい」と認識されてしまうメカニズムです。

ここがポイント

年齢を重ねること自体が悪いわけではありません。

大切なのは、今の自分の渋みや落ち着きに合わせて、ロゴの分量や色味をコントロールする「引き算の美学」を持つことです。

「全身ロゴ」ではなく「ワンポイント」にするだけで、評価は劇的に変わります。

派手な色選びで評判を落とす心理的背景

次に、「色選び」における失敗例です。

ネット上の口コミや、実際にゴルフ場で見かける「ちょっと残念なコーディネート」を分析すると、ある一つの共通点が見えてきました。

それは、「セールで安くなっていたから」という理由で、普段なら絶対に選ばないような派手な色のウェアを購入してしまっているケースです。

パーリーゲイツはポロシャツ一枚でも数万円する高価格帯のブランドです。

そのため、セールやアウトレットで「50%OFF」などのタグを見ると、冷静な判断力を失いがちです。

しかし、大幅に値引きされて売れ残っている商品には、それなりの理由があります。

例えば、蛍光のライムグリーンやショッキングピンク、あるいは難解な総柄など、コーディネートの難易度が極めて高いアイテムであることが多いのです。

「ブランドネーム」を優先した代償

「色は好みじゃないけれど、パーリーゲイツがこの値段で買えるなら」という妥協で購入すると、どうなるでしょうか。

手持ちのベーシックなパンツやアウターと色が喧嘩してしまい、結果として「チグハグなコーディネート」でラウンドすることになります。

第三者から見れば、その背景にある「安く買えた事情」などは知る由もありません。

単に「色のセンスが悪い人」として記憶されてしまうのです。

注意点

「安さ」を理由に色を選ぶと、後でコーディネートに苦労し、結局タンスの肥やしになってしまいます。高くても、ネイビー、白、グレーといった着回しが効くベーシックカラーを選ぶ方が、結果的に長く愛用でき、おしゃれに見えるためコストパフォーマンスは高くなります。

サイズ感の失敗が招くメンズの不評

(画像:↑自分に合ったサイズを選ぶとかっこよく決まります!)

男性ゴルファー、特に中高年の方に顕著なのが「サイズ選びの失敗」です。

ストリートファッション界隈ではオーバーサイズが流行っていますが、ゴルフウェア、特にパーリーゲイツのようなアスリートマインドを持つブランドにおいて、意図しないダボダボのサイズ感は「だらしなさ」に直結します。

パーリーゲイツのサイズ表記は「3(S相当)」「4(M相当)」「5(L相当)」といった独自の展開になっていますが、多くの方が自分のお腹周りを気にして、本来の適正サイズよりもワンサイズ上を選んでしまう傾向にあります。「大は小を兼ねる」という発想は、ゴルフウェアにおいては危険です。

例えば、肩のラインが落ちて袖が肘まで来てしまっているポロシャツや、お尻周りの生地が余ってシワだらけになっているパンツ。

これらは、どれだけ高価な新作ウェアであっても、着用者を一気に老け込ませ、野暮ったく見せてしまいます。ジャストサイズで着ることこそが、清潔感を演出し、パーリーゲイツをカッコよく見せる一番の近道なのです。

おばさん見えを回避するレディースのコツ

女性ゴルファーの場合、「おばさん見え」を回避するための鍵は、機能性とシルエットのバランスにあります。

上下ともにルーズなシルエットの「体型隠しコーデ」に走ってしまう方が少なくありません。

しかし、隠そうとすればするほど、全体的にメリハリがなくなり、かえって重たく老けた印象を与えてしまいがちです。

ここで重要なのが、パーリーゲイツが持っている「構造的な機能美」を信頼することです。

パーリーゲイツのレディースウェアには、ウエスト周りが苦しくないように工夫された幅広のゴム仕様や、着脱を容易にするサイドファスナーなど、大人の女性の体型変化に寄り添った設計が随所になされています。

これらを活用し、例えばボトムスにゆとりがあるスカートを選ぶなら、トップスは少しタイトなものを選んでインするなど、「締め」の部分を作ることを意識してください。

アドバイス

柄物を取り入れる際も注意が必要です。全身を花柄やロゴで固めるのではなく、無地のネイビーのスカートに柄のポロシャツを合わせるなど、柄の面積を全体の50%以下に抑えると、上品で若々しい印象にまとまります。

ゴルフ場のマナーとデザインのバランス

「ダサい」という批判の中には、ファッションセンスの問題だけでなく、ゴルフ場という格式ある場における「マナー」や「TPO」の観点からの厳しい意見も含まれています。

ゴルフは紳士淑女のスポーツであり、服装には一定のルールや暗黙の了解が存在します。

パーリーゲイツのデザインは非常に革新的で、時にはパンクやロックの要素を取り入れた攻撃的なスタイルも提案します。

これはカジュアルなパブリックコースや、気心の知れた仲間内のコンペでは最高に盛り上がる要素ですが、歴史ある名門コースや、厳格なドレスコードを重んじるメンバーシップコースでは、その派手さが「場違い」「マナー知らず」と映ってしまうリスクがあります。

行くゴルフ場の格式や同伴者の属性(会社の上司や取引先など)に合わせてウェアのトーンを調整するのも、大人のゴルファーとしての重要な嗜みです。

カジュアルなコースでは思いっきり派手に楽しみ、シックなコースではネイビーや白を基調とした落ち着いたデザインを選ぶ。

このようにTPOに合わせて「パーリーゲイツのオンとオフ」を使い分けることができる人こそ、真のおしゃれなゴルファーだと言えるでしょう。

パーリーゲイツはダサいという評価を覆す魅力

ここまで、なぜネガティブな意見が出るのか、その理由を包み隠さずお伝えしてきました。

しかし、それでもなおパーリーゲイツが日本のゴルフアパレル市場で圧倒的なシェアと人気を誇っているのには、確固たる理由があります。

それは、このブランドが単なる「見た目だけのファッションブランド」ではなく、真剣にゴルフに向き合うアスリートのための「高機能ギア」としての側面を色濃く持っているからです。

上田桃子プロや芸能人が愛用する機能美

パーリーゲイツを語る上で欠かせないのが、上田桃子プロ、原英莉花プロ、ベテランの芹澤信雄プロといったトップアスリートたちの存在です。

彼女たちが試合という真剣勝負の場でパーリーゲイツを着用しているのは、単にスポンサー契約があるからだけではありません。

過酷なツアー環境を戦い抜き、1打でもスコアを縮めるための「確かな機能性」が備わっているからです。

実際に上田桃子プロは、メディアのインタビューなどで、ウェアの動きやすさや、スイング中のストレスを極限まで減らすカッティング技術について高く評価しています。

テレビやSNSでは芸能人やモデルが着用している華やかなイメージが先行しがちですが、その根底には「プロが認める機能美」が確実に存在します。

「プロが選ぶ、勝つためのウェアを着ている」。

この事実は、私たちアマチュアゴルファーにとっても、プレー中の大きな自信となり、モチベーションを高めてくれるはずです。

「プロが認める機能」なら安心!

CW-Xコラボに見る本気のアスリート仕様

私が個人的に「パーリーゲイツは本気だ」と確信し、多くのゴルファーにおすすめしたい理由の一つが、大手下着メーカー・ワコールが展開する機能性コンディショニングウェアブランド「CW-X」とのコラボレーションです。

これは単に、インナーウェアにパーリーゲイツのロゴを貼り付けただけのファッションコラボではありません。

ワコールが長年培ってきた人間工学やテーピング原理に基づいた技術が、ゴルフウェアに惜しみなく投入されています。

具体的な機能のメリット

例えば、女性ゴルファーにとって切実な悩みである、スイング時のブラジャーのズレや、脇周りの「はみ肉」対策。

これらを解消するための特殊なカッティングや、肩甲骨の可動域を広げるためのストラップ設計など、プレーの質を向上させるためのディテールが詰め込まれています。

また、スノーボードの鬼塚雅選手など、ゴルフ以外のトップアスリートもトレーニングに導入しており、その機能性はスポーツ科学の観点からも裏付けられています。

機能名具体的なメリット
ハミニク設計脇周りをしっかりカバーし、スイング時のシルエットを美しく保つことで、視覚的な自信を与える。
吸水速乾素材真夏のラウンドでも汗によるベタつきや汗冷えを防ぎ、最後まで快適なプレーをサポートする。
可動域確保設計肩甲骨周りの動きを妨げないストラップ配置により、スムーズなテークバックとフォローを実現し、飛距離アップに貢献する。

このように、身体のコンディションを整えるための機能が搭載されていることは、デザインの好き嫌いを超えた「ギアとしての価値」を証明しています。

(出典:【パーリーゲイツ】ワコールのCW-Xと業界初の「ゴルフブラ」を発売 | 株式会社TSIホールディングスのプレスリリース

野球コラボに見る楽しむゴルフのスタイル

パーリーゲイツの面白さは、ゴルフというスポーツの枠組みを超えたユニークなコラボレーションにもあります。

特に記憶に新しいのが、プロ野球セントラル・リーグとのコラボレーショングッズです。

ゴルフウェアに野球のユニフォームの要素を取り入れるという発想は、「ゴルフはもっと自由で楽しいものであるべきだ」というブランドからの強いメッセージだと私は感じています。

硬派なクラシックゴルファーからは「邪道だ」という声があるかもしれませんが、自分の応援している球団のロゴが入ったヘッドカバーやポロシャツを身につけてラウンドするのは、単純に気分が上がりますし、同伴者との会話も弾みます。

スコアを追求するストイックさも大切ですが、こうした「遊び心」を取り入れる余裕を持ち、ゴルフという一日をエンターテインメントとして楽しむ姿勢も、大人のゴルフの楽しみ方の一つだと私は思います。

自信を持てるおしゃれなコーデのポイント

では、これまでの話を踏まえて、実際にどうすれば「痛い」「ダサい」と言われずに、パーリーゲイツをおしゃれに着こなせるのでしょうか。

私が実践し、周りの評判も良かった具体的なポイントを3つご紹介します。

1. 色数は「3色以内」に抑える

コーディネートの鉄則です。ベースカラー(ネイビー、白、黒など)を決めて、全身の7割をその色で占めます。

そして、パーリーゲイツらしい派手な色や柄は、残りの3割(ポロシャツだけ、あるいはスカートだけ)に留めます。

靴や帽子などの小物の色を統一することで、全体がグッと引き締まります。

2. サンドイッチ効果を活用する

これは簡単なテクニックですが、非常に効果的です。

「帽子」と「靴(または靴下)」の色を合わせるのです。例えば、帽子が白なら靴も白。

間に挟まるウェアが多少派手でも、上下の先端が同じ色で挟まれている(サンドイッチされている)と、人間の目には統一感があるように映ります。

3. 小物は派手に、ウェアはシンプルに

どうしてもウェアで冒険するのが怖い場合は、ウェア自体はシンプルにまとめ、キャディバッグやヘッドカバー、カートバッグなどの「グッズ」でパーリーゲイツらしさを取り入れましょう。

これなら「おじさん見え」のリスクをゼロにしながら、ブランドの世界観を楽しむことができます。

結論:パーリーゲイツはダサいブランドではない

結局のところ、「パーリーゲイツ ダサい」という検索結果や噂は、一部の極端なコーディネートや、サイズ選びの失敗例がネット上で一人歩きしているに過ぎません。

その本質は、トッププロが信頼を寄せる高い機能性と、ゴルフ場という非日常の空間を最高に盛り上げてくれるデザインのパワーにあります。

大切なのは、ブランドのパワーに負けないよう、今の自分の体型や年齢、そして雰囲気に合ったアイテムを丁寧に選ぶことです。

周囲の目やネットの評判を気にしすぎず、鏡の前で「今日の自分、なんか良い感じ」と思えるウェアを選んでください。

あなた自身が心から楽しんで着ているウェアこそが、最高の「勝負服」になるはずです。

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