女子ゴルフ界で圧倒的な飛距離を武器に活躍する櫻井心那選手をご存じでしょうか。
10代でのツアー4勝という衝撃的なデビューから、一時の不調を乗り越えて見事に復活を遂げた彼女の姿に、勇気をもらっている方も多いのではないでしょうか。
そんな彼女の強さを支えているのは、一体どのような環境なのでしょうか。
今回は、櫻井心那選手の父親や兄といった家族構成や、実家でのエピソードについて詳しく調べてみました。
また、ゴルフファンとして気になる最新のクラブセッティングや、復活の鍵となったコーチとの取り組みについても深掘りしていきます。
記事のポイント
- 櫻井心那選手の父親や兄など知られざる家族構成と心温まるエピソード
- 不調と言われた時期を乗り越え復活優勝を果たした感動の舞台裏
- 契約フリーとなって一新された最新のクラブセッティングの詳細スペック
- 彼氏の噂やスロープレー疑惑などネットで話題の情報の真相
櫻井心那の父親や兄とプロフィールを徹底調査
まずは、櫻井心那選手の基本的なプロフィールと、彼女のゴルフ人生に大きな影響を与えたご家族について、私が調べた情報をまとめてご紹介します。
彼女の飾らない人柄のルーツが見えてきますよ。
櫻井心那のwiki風プロフィールを紹介
櫻井選手といえば、なんといっても「豪快なドライバースイング」が魅力ですよね。
そのスラリとした体からは想像もできないほどのパワーを生み出す彼女は、まさに新時代のヒロインと呼ぶにふさわしい存在です。
まずは彼女のパーソナルデータを整理して、その素顔に迫ってみましょう。
| 氏名 | 櫻井 心那(さくらい ここな) |
|---|---|
| 生年月日 | 2004年2月13日(21歳) ※2026年1月現在 |
| 出身地 | 長崎県長崎市 |
| 出身校 | 長崎日本大学高等学校 |
| 身長 | 166cm |
| プロ転向 | 2021年11月(94期生) |
| 通算勝利 | JLPGAツアー5勝(2025年シーズン終了時点) |
| 趣味 | ポケモン(ゲーム、アニメ鑑賞) |
彼女は長崎県長崎市の出身です。高校卒業後のプロテストに見事一発合格を果たし、その翌年にはステップ・アップ・ツアーで史上初の年間5勝を挙げて賞金女王に輝くなど、プロ転向直後からその才能を遺憾なく発揮してきました。
まさに「エリート街道」を突き進んできた彼女ですが、インタビューなどで見せる素顔は非常に謙虚で、多くのファンに愛されています。
意外な趣味は「ポケモン」!
実は櫻井選手、大のポケモン好きとしても知られています。
ツアー転戦の合間やオフの日には、やっと手に入れたNintendo Switchでゲームを楽しんだり、全国各地のポケモンセンターを巡ったりしているそうです。
ゴルフ場での真剣な表情とは裏腹に、21歳の女の子らしい等身大の一面も持ち合わせているのが、彼女の魅力の一つと言えるでしょう。
櫻井心那の父親や兄など家族構成について
(兄の豪さん)
櫻井心那選手の家族構成は、両親と2人の兄がいる5人家族です。
ゴルフ界では、父親がコーチとして二人三脚でツアーを転戦するケースも珍しくありませんが、櫻井家の場合はどのような距離感なのでしょうか。
彼女の強さを育んだ家族の絆について、兄妹のエピソードやご両親との関係性から紐解いてみましょう。
櫻井心那の家族構成
- 父親
- 母親
- 長男(4歳上)
- 次男(1歳上・大学ゴルフ部所属)
- 長女(本人・櫻井心那)
父親は「見守るサポーター」?親離れした自立心
女子プロゴルファーの父親といえば、時に厳格なコーチとして練習場でも檄を飛ばすイメージを持たれる方も多いかもしれません。
しかし、櫻井選手とご両親の関係は、非常に「自立した大人の関係」にあるようです。
櫻井選手はインタビューで、ご両親について「親とのケンカもあんまりない。反抗期はもうたぶん終わって、最近、親に優しさと思いやりが出てきました(笑)」と語っています。
10代でプロとして稼ぐようになり、精神的にも親離れができている様子がうかがえます。
また、技術面に関しても「ショットとスウィングについてはコーチにしか指導を受けたくない」と明言しており、父親に技術指導を依存するのではなく、プロのコーチを信頼して任せている点も特徴的です。
お父様は、技術にあれこれ口を出すのではなく、娘の決断を尊重し、静かに温かく見守るスタンスを取られているのかもしれません。
この「適度な距離感」こそが、彼女の伸び伸びとしたプレーや、プレッシャーに負けない強心臓を育んだ要因の一つではないでしょうか。
ゴルフ部の兄は一番のファン!ポケモンも兄の影響
櫻井家の兄弟仲は非常に良く、特に注目なのが「お兄さんたちの存在」です。
1歳上のお兄さんは大学のゴルフ部に所属しており、同じ競技者として妹の活躍を誰よりも楽しみにしているそうです。
櫻井選手いわく「兄は私のこと大好きみたいなんです(笑)」とのこと。
お兄さんだけでなく、そのご友人も試合会場まで応援に駆けつけることがあるそうで、こうした身近な人たちからの熱い声援が、彼女のメンタルを支える大きな原動力になっています。
ちなみに、彼女の趣味である「ポケモン」も、元々はお兄さんの影響で好きになったのだとか。オフの日には兄妹で共通の話題で盛り上がる、そんな普通の女の子らしい時間が、厳しいツアー生活の癒やしになっているのでしょう。
出典: みんなのゴルフダイジェスト
賞金の使い道は「家族団らんの食事」
プロとして多額の賞金を稼ぐようになった櫻井選手ですが、ご両親への親孝行の形も彼女らしいものです。
昨年の賞金が入った際、高価なブランド品などをプレゼントするのではなく、「家族みんなで美味しいものを食べに行きました」と明かしています。
モノではなく、家族全員で食卓を囲み、楽しい時間を共有することに価値を置く。そんな櫻井家の温かい家庭環境が垣間見えるエピソードです。
家族ショットはこちらから見られます。
輝かしい経歴とこれまでの成績
櫻井心那選手のこれまでの経歴を振り返ると、そのスピード出世ぶりには目を見張るものがあります。まさに「記録尽くし」のキャリアを歩んできました。
- 2022年:下部ツアーであるステップ・アップ・ツアーで年間5勝を挙げ、圧倒的な強さで賞金女王に輝く。
- 2023年:レギュラーツアー本格参戦1年目にして4勝を挙げる快挙。これは宮里藍さん、畑岡奈紗さんに続く史上3人目の「10代でのツアー4勝」という歴史的な記録となりました。
- 2025年:CAT Ladiesで2年ぶりの復活優勝を果たし、ツアー通算5勝目をマーク。
特に2023年の活躍は凄まじく、「新世代の女王」としての地位を確立しました。
しかし、順風満帆に見えたキャリアにも試練は訪れます。2024年シーズンはショットの不調に苦しみ、予選落ちが続くなど思うような成績を残せない時期も経験しました。
それでも彼女は腐ることなく、スイング改造やトレーニングに励み続けました。
その努力が実を結び、2025年に見事復活優勝を遂げた姿には、ゴルフファンだけでなく多くの人が感動し、勇気をもらったはずです。
櫻井心那に彼氏はいる?噂の真相
人気と実力を兼ね備えたトッププロである櫻井選手ですから、そのプライベートや恋愛事情に関心を寄せるファンも少なくありません。
ネット上では「彼氏がいるのでは?」「どんな人と付き合っているの?」といった噂が飛び交うこともありますが、結論から申し上げますと、現在彼氏がいるという確実な情報や報道は一切ありません。
では、なぜそのような噂が浮上したのでしょうか。
そのきっかけとなったのは、オフシーズンに彼女がSNSに投稿した「ディズニーシーデート」の写真でした。
「年の差17歳のお相手」と楽しげにパークを満喫する様子がアップされ、ファンの間で「もしかして彼氏?」と話題になったのです。
しかし、そのお相手の正体は、なんと女子プロゴルファーの先輩である吉田弓美子プロでした。
櫻井選手は吉田プロのことを姉のように慕っており、一方の吉田プロも櫻井選手を「娘さん」と呼ぶほど可愛がっています。
この「デート」は、ツアーで共に戦う仲の良い先輩後輩による、束の間のリフレッシュ旅行だったというのが真相です。
現在はゴルフが恋人、と言わんばかりに競技に集中している様子がうかがえます。
櫻井心那のスロープレー疑惑とは
検索キーワードなどで時折見かける「スロープレー」や「プレショットルーティン」の話題についても、ここで触れておきたいと思います。
これは、彼女が2025年シーズンに向けてスイング改造に取り組む中で、一時的にショット前の確認動作(ルーティン)が長くなってしまった時期があったことに起因しています。
特に2025年のCAT Ladiesで優勝争いを演じていた際、アドレスに入ってから足踏みを繰り返したり、腰の動きを入念に確認したりする動作がテレビ中継に映り、「少し時間がかかりすぎているのでは?」と一部の視聴者や解説者から指摘される場面がありました。
しかし、これは決して意図的な遅延行為などではなく、新しいスイングの感覚を体に馴染ませようとする過程で生じた、過渡期特有の現象だったと考えられます。
PGAツアーのパトリック・カントレー選手なども同様の指摘を受けたことがありますが、プロゴルファーにとって自分の間合いを作ること、そして納得のいくショットを打つための準備は死活問題です。
とはいえ、櫻井選手自身も周囲への配慮やプレーファストの重要性は十分に理解しているはずですので、現在はよりスムーズなプレーを心がけて修正しているものと思われます。
スロープレーとは?こちらで詳しく解説しています

櫻井心那の父親や兄も支えた不調からの復活
10代での華々しい活躍から一転、2024年は未勝利に終わり、予選落ちも12回記録するなど、櫻井選手にとってはキャリアで初めての大きな壁にぶつかったシーズンとなりました。
ここでは、彼女がどうやってその長く苦しい「不調」のトンネルを抜け出し、再び頂点に立つことができたのか、その復活の裏側に迫ります。
櫻井心那が不調を乗り越えたきっかけ
2024年の不調の主な原因は、彼女の最大の武器であるショットの乱れにありました。
平均飛距離250ヤードを超えるパワーがある反面、ドライビングディスタンスや方向性が安定せず、フェアウェイをキープできない苦しいゴルフが続いていたのです。
ティーショットへの不安はアイアンやパッティングにも悪影響を及ぼし、スコアメイクに苦しむ日々が続きました。
しかし、彼女はそこで立ち止まったり、諦めたりすることはありませんでした。
自身のゴルフを見つめ直し、「変えること」を恐れずに新しい環境や指導を積極的に受け入れたことが、復活への大きな転機となりました。
現状維持ではなく、進化を選んだ彼女の決断力が、再び勝利を呼び込むきっかけとなったのです。
目澤コーチと取り組むスイング改造
この復活劇のキーマンとなったのが、日本人として初めてマスターズを制した松山英樹選手の専属コーチも務めた、プロコーチの目澤秀憲(めざわ ひでのり)氏です。
櫻井選手は2024年のシーズンオフから目澤コーチに師事し、徹底的なスイング改造に着手しました。二人が特に課題として取り組んだのが、「インパクトで手元が浮く癖」の修正です。
手元が浮くとフェースコントロールが難しくなり、球が散らばる原因となります。
目澤コーチの科学的かつ理論的な指導のもと、地道なドリルや片足素振りなどを繰り返し行うことで、体の使い方を根本から見直しました。
その結果、より効率的で再現性の高いスイングを手に入れることに成功したのです。CAT Ladiesでの復活優勝は、まさにこの地道な取り組みが実を結んだ瞬間だったと言えるでしょう。
優勝を支えたキャディーとのエピソード
2025年のCAT Ladiesでの劇的な復活優勝、その陰にはもう一人の重要な立役者がいました。
先ほど「ディズニーデートのお相手」としても紹介した、先輩プロの吉田弓美子プロです。
なんとこの試合、吉田プロがキャディとして櫻井選手のバッグを担ぎ、全面的にサポートしていたのです!
しかも驚くべきことに、吉田プロはキャディ報酬について「ゼロ円でいい(いらない)」と申し出たという男前なエピソードも残っています。
金銭的な契約ではなく、純粋に後輩を応援したいという気持ちでバッグを担いだのです。
吉田プロは、優勝争いのプレッシャーがかかる最終18番ホールで、バンカーに入れた櫻井選手に対し「早く帰りたいから(ここで決めて)」と、あえて愛のある冗談を飛ばして緊張をほぐし、彼女の背中を押したそうです。
その言葉に勇気づけられた櫻井選手は見事なショットでバーディを奪い、優勝を決めました。
その瞬間、櫻井選手は初めて嬉し涙を流しました。先輩プロの献身的なサポートと、それに応えた櫻井選手の絆のエピソードに、私も胸が熱くなりました。
▼吉田弓美子選手のプロフィールや櫻井選手とのエピソードはこちらにもまとめてあります。

契約フリーの最新クラブセッティング
最後に、私が個人的に一番注目しており、多くのアマチュアゴルファーにも参考にしていただきたい「ギア(道具)」の話をさせてください。
実は櫻井選手、現在は特定のメーカーと契約を結ばない「クラブ契約フリー」という立場をとっています。
これは、メーカーの縛りなく、本当に自分が信頼できるクラブ、結果が出るクラブを自由に選べるということです。
つまり、彼女のバッグに入っている14本は、忖度なしの「ガチ選び」されたクラブたちなのです!
以下が、取材などで判明している最新のセッティングです。
| 番手 | モデル | シャフト/スペック |
|---|---|---|
| 1W | タイトリスト GT2 (9°) | Diamana GT 60S |
| FW | タイトリスト GT2 (13.5°/18°) | 24 VENTUS BLUE 6S |
| UT | テーラーメイド Qi35 MAX (23°) | TENSEI 1K 80HY S |
| Iron | スリクソン ZXi5 (5I) スリクソン ZXi7 (6I-PW) | N.S.PRO 950GH neo S |
| Wedge | タイトリスト VOKEY SM10 (46°/52°/58°) | N.S.PRO 950GH neo S |
| Ball | スリクソン Z-STAR◆ | – |
Ace on Greenの注目ポイント
一番の注目点は、ドライバーを長年使用していたキャロウェイからタイトリストの『GT2』に変更したことです。櫻井選手は「右に滑る球がなくなり、曲がらない」とこのドライバーを絶賛しています。
また、アイアンは以前から愛用しているダンロップの『スリクソン ZXi7』を継続して使用しています。ただし、ロングアイアンにあたる5番アイアンだけは、よりやさしく球が上がりやすい『ZXi5』を入れるコンボセッティングを採用しています。
この「難しい番手だけやさしいモデルにする」という工夫は、中上級者のアマチュアゴルファーもぜひ真似したいポイントですね。
まとめ:櫻井心那の父親や兄との絆
今回は、櫻井心那選手の強さの秘密を、家族やギアという視点から深掘りしてみました。
大学ゴルフ部で活躍するお兄さんをはじめとする家族の温かい支え、信頼できる目澤コーチや先輩である吉田プロとの出会い、そして妥協なき道具選び。これら全てが奇跡的に噛み合ったからこそ、彼女は大きな不調を乗り越え、再び輝くことができたのだと思います。
単なる「飛ばし屋」としての魅力に加え、苦難を乗り越えて人間的な深みも増した櫻井選手。
これからも彼女の活躍と、その手に握られたこだわりのクラブから目が離せません!