
夫婦で共通の趣味を持ちたいと考えたとき、真っ先に候補に挙がるのがゴルフではないでしょうか。
大自然の中で一日中一緒に過ごせるゴルフは夫婦の絆を深める最高のツールですが、やはり気になるのは費用の面ですよね。
一人分でもそれなりの出費になるスポーツだけに、二人分となると家計への負担が不安になるのは当然のことです。
夫婦でゴルフのお金に関する悩みや、どうすれば無理なく賢く続けていけるのかという疑問を解消するために、私が実際にリサーチして感じたリアルな情報をお届けします。
記事のポイント
- 夫婦でゴルフを始める際の初期費用の目安
- ラウンド代や練習代を賢く節約する具体的なテクニック
- ゴルフ会員権を購入する際の判断基準と家族優待制度
- 家計を圧迫せずに趣味を継続するための資産管理の考え方
夫婦でゴルフのお金はいくら必要か初期費用の相場
夫婦二人でゴルフという新しい世界に飛び込む際、まず直面するのが「一体いくら用意すればいいの?」という初期投資の壁です。
道具の調達からデビューまでの道のりを解説していきます。
初心者が中古市場を活用して道具代を安く抑えるコツ

ゴルフを始めるにあたって、最も大きな出費となるのがゴルフクラブセットです。
最新のブランドモデルを夫婦二人分、新品で揃えようとすると、それだけで40万円から60万円以上という、ちょっとした中古車が買えてしまうような金額になってしまいます。
しかし、ここで賢く立ち回るのが、長く趣味を楽しむための秘訣です。
私は、初心者のうちは絶対に中古市場を活用すべきだと考えています。
中古ゴルフショップやフリマアプリでは、3〜5年前のモデルが定価の数分の一で取引されています。
ゴルフというスポーツは、道具の進化も素晴らしいですが、初心者のうちは最新機能の恩恵を受けるよりも「まずは正しくボールに当てる技術」を磨く段階。
数年前のモデルでも、性能的には十分すぎるほどです。
中古であれば、一人あたり2万円から5万円程度で、キャディバッグまで含めたフルセットを揃えることが可能です。
夫婦で道具を揃える際の注意点

「二人で1セットを使い回せば安上がりじゃない?」と考える方もいるかもしれませんが、これはおすすめできません。
男性用と女性用では、クラブの重量や「シャフト」と呼ばれる棒の部分の硬さが全く異なります。
無理に合わないクラブを使うと、上達を妨げるだけでなく、体を痛める原因にもなります。
それぞれの体格や体力に合ったものを個別に用意しましょう。
打ちっぱなし練習場での打席料共有と効率的な上達法

道具が揃った後、コースに出る前の準備期間として「打ちっぱなし(練習場)」通いが始まります。
ここで意外とバカにならないのが、打席料とボール代です。
特に関東近郊などの都市部では、1回の練習で一人3,000円、二人なら6,000円と、毎週通えば家計にずっしりと響いてきます。
そこでおすすめの節約術が、「1つの打席を夫婦で共有する」という方法です。
多くの練習場では、1つの打席を二人で交互に使うことが認められています(場所によってルールが異なるため、必ず事前にご確認ください)。
これにより、単純に打席料を一人分に浮かせることができます。
一人が打っている間、もう一人がスマホでスイング動画を撮影して客観的にチェックする……といった、夫婦ならではの連携プレーが可能になります。
また、練習場によっては「レディースデー」や「ペア割」を設けているところもあります。
時間帯や曜日を少しずらすだけで、ボール単価が数円安くなることもあるので、近所の練習場の料金表を細かく確認してみるのが正解です。
短期間で上達するためのレッスン投資対効果の考え方

「お金を節約したいから、YouTubeを見て独学で頑張る」という声をよく聞きます。
一見安上がりに見えますが、実は初期にプロのレッスンを受けることは、非常に投資対効果(コスパ)が高い選択です。
自己流で変な癖がついてしまうと、それを修正するために後から何倍もの練習時間とボール代、そして結局は修正のためのレッスン代を支払うことになるからです。
最近のゴルフスクールでは、夫婦やカップルで一緒に受けられる「ペアレッスン」が人気です。
個別に受けるよりも一人あたりの料金が安く設定されていることが多く、何より「同じ先生に同じ理論を教わる」ことで、夫婦間の会話のズレがなくなります。
一人がアドバイスを受ければ、隣で見ているもう一人も学びになるため、実質的に1回分の料金で二人のスキルが向上するわけです。
「何を目指して練習すべきか」を初期に明確にしてもらうことで、無駄な球を打つ回数が減り、結果としてトータルの練習代を大幅にカットすることができます。
これも立派な戦略的節約と言えるでしょう。
ツーサム割増料金を賢く回避する予約サイト活用術

いよいよラウンドデビュー!となった際に、夫婦ゴルファーを悩ませるのが「ツーサム割増」という制度です。
日本のゴルフ場は通常、4人1組でのプレーを基本としています。
そのため、二人だけで回る場合は、ゴルフ場側からすれば「残り二人分の枠を空けている」状態になり、その補填として一人あたり500円から3,000円程度の追加料金を請求されることが多いのです。
この割増料金を回避するには、予約サイト(楽天GORAやGDOなど)の検索フィルターを使い倒すのがコツです。
「2サム保証」「2サム割増なし」という条件で検索すると、意外と多くのコースがヒットします。
特に平日は割増なしのコースが多く、休日でも直前予約なら割増を免除してくれるケースがあります。
「組み合わせ」を許可するプランを選ぶと割増は発生しませんが、見知らぬ方と一緒に回ることになります。
夫婦水入らずで楽しみたい場合は、多少の割増を払うか、割増なしのコースを徹底リサーチするかの二択になります。
※詳細検索で「2サム保証」と「2サム追加料金なし」にチェックを入れてくださいね。
平日や早朝スループレーでラウンド代を大幅に節約

家計を守りながらゴルフを頻繁に楽しむなら、プレーする「時間帯」と「曜日」の固定概念を捨てましょう。
もし仕事の調整がつくのであれば、平日のプレーは最強の節約術です。
休日の半額以下の料金でプレーできることも珍しくありません。
また、平日が難しくても「早朝スループレー」や「午後スループレー」という選択肢があります。
これは、ゴルフ場での優雅なランチタイムをあえてスキップし、18ホールをノンストップで回り切るスタイルです。
ランチ代がかからない分、料金が安く設定されているだけでなく、早朝ならお昼過ぎには帰宅できるため、子供の習い事の送迎や夕飯の支度にも余裕で間に合います。
午後から空いた時間で打ちっぱなしに寄るもよし、家族でゆっくり買い物に行くもよし、時間とお金の効率を最大化できる賢い選択です。
ふるさと納税を活用して実質二千円でプレーする方法

「夫婦でゴルフのお金をもっと賢くやりくりしたい」と考えるなら、ふるさと納税は最強の味方です。
ふるさと納税とは、応援したい自治体に寄付をすることで、自己負担2,000円を除いた金額が税金から控除される制度です。
ゴルフ場が多い自治体では、返礼品として「ゴルフプレー利用券」を豊富に用意しています。
| 返礼品の種類 | メリット・活用シーン |
|---|---|
| ゴルフ場プレー利用券 | 実質2,000円の負担で、高額なラウンド代(数万円分)をカバーできる。 |
| ゴルフボール(1ダース) | 消耗品を買い足す手間と費用が省ける。最新モデルが選べることも。 |
| 計測器・練習器具 | 欲しかった高額な距離計などを、家計の貯金を切り崩さずに入手できる。 |
夫婦共働きであれば、それぞれが寄付枠を持っています。
二人分の寄付を合わせれば、年間数回のラウンド代をほぼ実質負担なしで賄うことも可能です。
ただし、寄付できる上限額は年収や家族構成によって異なります。
詳細は(出典:総務省「ふるさと納税ポータルサイト」)などでシミュレーションを行い、正確な情報を確認することをおすすめします。
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夫婦でゴルフのお金を管理し継続するための資産運用
ゴルフを一時的な流行ではなく、一生の趣味として定着させるためには、家計を壊さないための「長期的なプランニング」が欠かせません。
年間でかかるコストを可視化し、賢く運用していく方法を考えましょう。
月一回のプレー頻度から算出する年間の維持費

夫婦で月に1回コースに行き、週に1回練習場に通う。
この「標準的なゴルフライフ」を送った場合、一体年間でいくらのお金が動くのでしょうか。
私が計算してみたところ、一人あたり月額2.5万円〜3万円、夫婦二人なら月額5万円〜6万円というのが一つの目安になります。
年間で見ると、実に60万円から70万円以上の支出です。
これは一般的な家庭において、住宅ローンや子供の教育費、車の維持費に匹敵する大きな固定費になり得ます。
だからこそ、その場しのぎの出費にするのではなく、あらかじめ「ゴルフ用口座」を作って予算化しておくことが重要です。
毎月の家計から捻出するのではなく、ボーナス時や節約で浮いた分をストックしておく。
この「予算の分離」こそが、夫婦喧嘩を未然に防ぎ、心から趣味を楽しむための秘訣です。
ゴルフ会員権の家族優待を活用して名義書換料や年会費を抑える

夫婦でゴルフにどっぷりハマり、特定のコースに月に2〜3回と頻繁に通うようになると、検討したくなるのがゴルフ会員権です。
メンバーになれば、1回のプレー代がビジター料金の半額程度になることもあり、非常にお得ですが、ネックになるのが一人ずつにかかる名義書換料(入会金)や年会費です。
しかし、最近はアコーディア・ゴルフやPGMといった大手系列コースを中心に、強力な家族優待プログラムが用意されています。
例えば、配偶者が既にメンバーであれば、その家族が入会する際の名義書換料が大幅に割引されたり、夫婦二人で入会することで年会費がペアセット価格のように安くなる制度があります。
会員権を検討する際は、こうした「家族メンバー(FAMILY MEMBER)」への特典があるコースを優先的にリサーチしましょう。
会員権を買ったら何回行けば元が取れる?損益分岐点の計算法

「会員権を買ったほうが得か、ビジターで通うほうが得か」という問いには、客観的な数値で判断できる計算式があります。
それは、初期費用÷(ビジター代-メンバー代)=回収に必要な回数というシンプルなものです。例えば、夫婦二人で年間20回プレーするのであれば、約1.5年で初期費用を回収でき、それ以降は行けば行くほどお得になる計算です。
ただし、忘れてはいけないのが「年会費」の存在です。
年会費を上回るだけのプレー回数を確保できるか、そして10年以上そのコースに通い続けられるかという「飽きない自信」が、真の損益分岐点になります。
もし短期間で辞めてしまった場合、未回収コストが大きくなり会員権は明確な「負債」となるリスクもあるため、ライフプランと照らし合わせて慎重に判断しましょう。
最終的な購入判断は、専門の会員権業者や各ゴルフ場へお問い合わせください。
▼失敗しない会員権選びのために。理想のゴルフライフを相談してみましょう。
女性が満足するフラットなコース選びと施設の重要性

夫婦ゴルフを継続させるための「お金以外」の最重要項目がこれです。
奥様がゴルフを嫌いになってしまったら、全ての計画は水の泡。
女性にとってゴルフは「スポーツ」であると同時に「レジャー」です。
体力を激しく消耗する過酷な山岳コースよりも、平坦で歩きやすい丘陵コースや河川敷コースのほうが、プレー後の疲れ方が全く違います。
また、清潔な更衣室、アメニティの充実したパウダールーム、そして何より美味しいランチメニュー。
これらが揃っているゴルフ場を選ぶことは、決して贅沢ではなく「継続のための必要経費」です。
奥様が「また来たい!」と思ってくれれば、次回のラウンド予約もスムーズに進みます。
旦那様は、コースの難易度や安さだけで選ぶのではなく、「ホスピタリティ」を重視して検索してみてください。
それが結果的に、共通の趣味を一生続けるための最短ルートになります。
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共通の趣味として夫婦でゴルフのお金を賢く使う法

ここまで、夫婦でゴルフのお金に関する課題と解決策を多角的に見てきました。
確かにゴルフは、道具代からプレー代まで、まとまった資金が必要なスポーツです。
しかし、中古市場の活用、予約サイトの徹底リサーチ、ふるさと納税の活用、そして会員権の家族優待。
これらをパズルのように組み合わせることで、家計を守りながら最大限に楽しむことは十分に可能です。
最も大切なのは、お金の話をタブーにせず、夫婦で「今の家計なら、この範囲で遊ぼう」と誠実に話し合うことです。
週末、緑豊かなコースで「ナイスショット!」と声を掛け合う。
その共有体験は、どんなにお金をかけても買えない、夫婦の最高の財産になります。
この記事を参考に、皆さんのゴルフライフがより豊かで、そして家計に優しいものになることを願っています。
これからも、賢く、楽しく、18ホールを共に歩んでいきましょう!
※本記事で紹介した費用や制度は、執筆時点での一般的な情報に基づいています。
実際の料金や優待内容はゴルフ場によって大きく異なりますので、必ず各ゴルフ場の公式サイトや公式の予約サイトで最新の情報を確認するようにしてください。